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一年間どうもありがとうございました
2018.12.29
医療法人Acofeliz(アコフェリーズ)おがたファミリークリニック・病児保育室doudouは12月29日の診療をもって仕事納めです。
一年間どうもありがとうございました
ここまで大過なくやってこられたのは、ひとえに当院 当病児保育室を支えて下さった地域の皆様、先輩の方々、スタッフの皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。
2019年も皆様にとって幸多き年でありますように。
Acofelizの意味ですが、これは私が考えた造語です。
スペイン語でAmor (愛 愛情) corazon(心 真心)familia(家族 家庭) feliz(幸福) という単語の頭文字からとりました。
愛情をもって真心を込めて人に接し、その人のことを自分の家族のように親身になって考え、その人の周りの家族のことも考え、皆の幸福のために行動をする。
わたしたちAcofelizのスタッフはそのような集団でありたいと考えています。
2019年は1月2日より診療いたします。
これは勤務医時代に、どこの病院でも重症の救急車から風邪などの一次救急まで少数の医師で対応しなければならず、「大病院や休日診療所で長時間待たされることがないよう、勤務医の先生が疲弊してしまわないよう、病院と診療所で役割分担ができればいいのに」と思っていたことがきっかけで開院以来続けております。
限られた医療資源を有効に患者さんに届けるために役割分担は必須と考えます。地域全体で患者さんの診療にあたることが大切だと思われます。
そしてもうひとつ。名古屋市医師会では在宅医療の推進をするべく、さまざまなシステムが稼働し始めました。その一つが看取りのバックアップシステムです。
医師としての在宅医療に関わる不安要素は 「在宅医療=24時間365日休みなし」という点です。結局この問題が在宅医療から医師を遠ざけてしまっています。
それを解消するため、名古屋市医師会は看取りのバックアップ医師を募り、年末年始や学会休暇や旅行など、主治医が対応できないときに代わりの医師が患者さん宅にうかがい患者さんを看取るというものです。
また、在宅医療にかかわる疑問点を医療介護支援センターに相談できるようにならないか検討中です。
このようなシステムを利用して、「大変そう、めんどくさそう、保険請求制度などもよくわからない」というネガティブなイメージを払しょくし、在宅医療をする医師が増えて、在宅医療が広まっていけばいいと思います。
これからも様々な形で地域の皆様のニーズに応えられるようスタッフ一同精進していく所存でございますので、2019年も医療法人Acofeliz おがたファミリークリニック・病児保育室doudouをどうぞよろしくお願い申し上げます