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名古屋でまだ麻疹の感染拡大が続いています

2018.06.04

国立感染症研究所によると、今年一月から四月十五日までのはしかの患者数は全国で六十七人で、二十~四十代が約八割を占める。沖縄で三月下旬、旅行に来た台湾の三十代男性がはしかと診断されたのを皮切りに患者が急増。台湾の男性からは「D8」という型のはしかウイルスが検出され、

他の患者からも同じウイルスが見つかった。はしかは空気感染するため、局地的に広がるのが特徴。十日ほどの潜伏期間を経て

●のどの痛み・目のかゆみ・鼻水・くしゃみなどの症状が出る。
●38度ほどの熱が数日続き、全身に赤いぶつぶつの発疹が出る。

特効薬はなく、解熱剤やせき止めなどで体の回復を待つしかない。肺炎や中耳炎などを合併することも多い。妊婦は重症化しやすく、流産や早産の原因になることも。最も怖いのが、乳幼児期に感染した麻疹ウイルスが脳内に入り、数年の潜伏期間を経て発症する

「亜急性硬化性全脳炎(SSPE)」という難病。発症するのは十万人に一人程度といわれているが、徐々に脳の機能が低下し寝たきりになることもある。

◆予防接種が1度の子育て世代は注意

予防はワクチン接種が有効。現在は一歳と小学校入学前の計二回、定期接種を受ける。ワクチンは二回接種で免疫がしっかり付くとされているが、定期接種は一九七八年から始まりかつては一回だけだったため、二十代後半~四十代の子育て世代に免疫が不十分な人が多いとみられる。

中日新聞ニュースより

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